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Power CMS for MT 2体感 セミナーに参加してきました。

2010年7月2日
システムエンジニア 野沢

先日アルファサード有限会社シックス・アパート株式会社主催の「次世代ウェブサイトマネジメントプラットフォーム「Power CMS for MT 2」体感 セミナー」に参加してきました。

今回のセミナーでは主にPower CMS for MT 2.0(以下PowerCMS)に関する事例や機能などが紹介されました。
PowerCMSはMovable Type(以下MT)をCMSとしての機能を大幅に拡張させるアドオンで、導入によってMTの管理画面の使い勝手を向上させたり、承認ワークフローなどのCMSとして必要な様々な機能が追加されます。今回はPowerCMSの機能の一部を紹介させていただきます。

CMS管理画面のユーザビリティー向上

PowerCMSの導入によってMTの管理画面にBlogTreeダッシュボードやドロップダウン・サイドメニューが加わり、コンテンツを階層型ツリー表示で確認したり遷移できるようになったり、よく使う機能をブックマークとして登録するなど、管理画面のユーザビリティーが大幅に向上します。
記事の作成では、従来のMTではできなかった複数の画像ファイルのアップロードができるようになります。画像のアップロードはローカルPCからドラッグで投入できるため、簡単に手早く行うことができるようになります。

グルーピング機能

グルーピング機能はウェブサイト、ブログ、カテゴリ、フォルダ、ウェブページ、ブログ記事をグループ化する機能です。
従来のMTでは表示順制御のために連番を振ったり日付を変更する必要がありましたが、グルーピング機能によってドラッグ&ドロップで表示順の指定が可能になります。
グローバルナビゲーションやバナーの制御にも利用でき、ユーザーは管理画面上で簡単に順番の入れ替えや表示・非表示の制御ができるようになります。

承認ワークフロー&リビジョン管理機能

従来のMTでもライター、承認者といったアカウントを作成し、ライターが記事作成をして承認者が確認して公開するというフローを構築することができましたが、その記事が下書きなのか承認待ちなのかの判別がつきませんでした。また承認依頼中の記事をライターが編集できてしまうため、承認者の差し戻しとバッティングしてしまう恐れもありました。
PowerCMS導入後は承認待ちステータスが追加されるため、記事が下書き状態もしくは承認待ち状態なのかの識別が容易になります。また承認待ち状態では管理者から差し戻しがあるまでは、記事がロックされて編集ができない状態になるため、承認中の記事をライターによって編集されてしまう恐れもなくなり、より精度の高い記事を作成できるようになります。
また承認依頼や差し戻しの際にメッセージをメールで送ることができるので、承認依頼や差し戻しもMT上で完結するようになります。

次回も引き続きPowerCMSの機能をご紹介させていただく予定です。