ExpressionEngine2.xを活用するための4つのテンプレート要素
今回から2回に分けてExpressionEngine2.xを活用するための4つのテンプレート要素をご紹介します。
- テンプレートグループ
- テンプレート
- スニペット
- グローバル変数
今回は「テンプレートグループ」と「テンプレート」のご紹介です。
テンプレートグループ
テンプレートグループとはExpressionEngine1.x系と同様で、コンテンツ単位ごとのテンプレートを管理する要素です。
テンプレートグループ/テンプレートと記述することによって、各テンプレートへアクセスが可能です。
例えば「news」テンプレートグループの「detail」テンプレートにアクセスする場合、公開画面は下記のようなURLで参照することができます。
http://example.com/index.php/news/detail/
リクエストしたURLから該当するテンプレートが存在しない場合、自動的に「index」テンプレートが参照されます。
テンプレートグループも指定されていないURLの場合は、デフォルトテンプレートグループの「index」テンプレートが参照されます。
テンプレート
テンプレートとはExpressionEngine1.x系と同様にページの要素をテンプレートとして管理する機能です。
以下のような特徴があります。
- テンプレート単位でアクセス制御をかけることができる。(特定のメンバーグループのみアクセスできるページなどを作れる)
- テンプレートを外部ファイル化して管理することができる。
- テンプレート名の先頭に「.」をつけると、ブラウザから直接参照ができないテンプレートを作ることができる。(MovableType のテンプレートモジュールのような使い方ができます。)
- テンプレートのリビジョン管理(世代管理)を自動でしてくれる。
- テンプレートから他テンプレートを呼び出すことができる。また引数を渡すことで汎用的なテンプレート設計ができる。
以下のテンプレートの種類があります。
- Webページ
- RSS
- CSS
- Javascript
- Static(ExpressionEngineのテンプレート処理が無効になるページを出力)
- XML(外部システムと連携する際に効果的)
次回は引き続き、「スニペット」、「グローバル変数」をご紹介します。