ExpressionEngine2.xを活用するための4つのテンプレート要素(つづき)
前回からの続きです。ExpressionEngine2.xを活用するための4つのテンプレート要素をご紹介します。
- テンプレートグループ
- テンプレート
- スニペット
- グローバル変数
今回は「スニペット」と「グローバル変数」のご紹介です。
スニペット
スニペットとは2.xから追加されたテンプレートの一部分をスニペットというパーツとして呼び出すことができる機能です。
以下のような特徴があります。
- 参照元のテンプレートで使用されている変数を、そのまま使用することができる。(外部テンプレートの場合は引数で渡す必要がある。)
- スニペットからスニペットを呼び出すことができない。
スニペットの活用には以下のような用途があります。
{my_date_formatting} というスニペットを「format="%Y/%m/%d"」という文字列で定義することによって下記のようなテンプレート記述が可能です。
{entry_date {my_date_formatting}}
出力結果例は以下のようになります。
2011/01/27
グローバル変数
グローバル変数とはページで毎回使用する文字列などを定義できます。
使用頻度が高い文字列をグローバル変数として定義することで一括管理をすることができます。
ただし、テンプレート出力の最後に実行されるため、テンプレートのパラメーター参照の用途としては使用できません。
{exp:channel:entries channel="{special_channel}" limit="{special_limit}"}
上記のような、パラメーターを変数化して実行する場合は、上記の変数をスニペット化することによって、実現ができます。
以上、2回に分けてExpressionEngine2.xを活用するための4つのテンプレート要素をご紹介しました。