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セミナー情報管理ソリューション standard開発の舞台裏 - セミナー詳細管理

2009年9月17日
システムエンジニア 野沢

弊社がeZ Publishをベースに開発したパッケージ"セミナー情報管理ソリューション standard(デモサイト)"でどのような機能を用いて開発したかをお伝えしていきます。

コンテンツのバージョン(世代)管理

今回は、セミナー詳細情報ページのコンテンツ管理についてです。 パッケージのベースとなったeZ Publishでは管理しているコンテンツが作成、編集される度にバージョン(世代情報)が作成されます。このバージョンを使用すると、任意の世代のファイルへ速やかに変更することができます。

バージョンで管理される対象はテキストデータだけではありません。バイナリデータである画像や動画なども対象に含まれます。また、バージョン1つ1つに自動で変更を行った作成日や作成者が付与されます。これらの情報を一覧で参照することにより「いつ」「誰が」変更を行ったかの履歴を追うことができます。

ところで、このバージョンはコンテンツが編集がされる度に作成されるので、場合によっては100を超えるバージョンが作成される可能性もあります。そこで、eZ Publishではバージョンを保持する最大数を制限しているのですが、この最大数の変更を下記の設定ファイルから行うことができます。設定された最大数以上のバージョンが作成された場合は、公開が終了したバージョンの中で古いものから削除されていくようになります。

[VersionManagement]
DefaultVersionHistoryLimit=20

設定ファイルの変更方法についてはTechnical manualのセクション「Settings(設定)」を参照してください。

バージョン管理の設定でその他について詳しくは、オンライン上のドキュメントを参照していただければと思います。

上記ドキュメントにもありますが、最大数だけでなく、他にも設定次第では

をする方法もあります。