セミナー情報管理ソリューション standard 開発の舞台裏 ― サイト内検索とeZ Find
弊社がeZ Publishをベースに開発したパッケージ "セミナー情報管理ソリューション standard"でどのような機能を用いて開発したかをお伝えしていきます。
サイト内検索とeZ Find
今回は弊社がeZ Publish(以下eZ)をベースに開発したパッケージ"セミナー情報管理ソリューション standard"で使用している拡張機能)の中からサイト内検索についてご紹介いたします。
検索画面 - セミナー情報管理ソリューション standard
こちらの画面ですが全文検索機能を備えた検索になっており、eZ Findという拡張機能を使い実現しています。
eZ Findについて
公式サイトでは以下のように説明されており、マニュアルもPDF形式でダウンロード可能です。
eZ Findは eZ Publish用のエンタープライズ・サーチプラグインです。 Lucene Java/ Solr サーチライブラリを利用しています。eZ Findは複数インストレーションを通じた同時検索や、関連性を基にした検索結果の表示等を可能にします。エンタープライズ利用に耐えうる、パフォーマンス、スケーラビリティが保障されています。
マニュアル
Solrについてですが、
- ファセット機能 - コンテンツのカテゴリーや著者などで結果を絞り込むことができる
- ハイライト機能 - 検索キーワードがコンテンツのどの部分でヒットしたかを表示してくれる
などの特長があるオープンソースの全文検索エンジンになります。
eZ Findでは、Solrの機能をテンプレート上から操作するテンプレート関数を備えており、 SolrのAPIを意識することなく、スピーディーに機能を実装することが可能です。 eZ Findのテンプレート関数についてはマニュアルを参照していただければと思います。
最近ではCMSで管理する対象は広がり、それに比例してコンテンツ数は大きくなる傾向があります。その中から目当てのコンテンツを探し出すための検索機能は必須であり弊社で構築したプロジェクトでは多くの導入事例があります。